人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「犬、猫等の検疫制度」に係るロシアにおける「狂犬病抗体価検査指定

我が国における「犬、猫等の検疫制度」については、2005年6月から新
制度が完全施行されましたが、抗体価検査のための検査機関がロシア国
内には指定されておりませんでした。この度、1月25日付をもって、狂犬病
抗体価検査の指定検査機関として、モスクワ市所在の機関(全ロシア国
立動物用医薬品・飼料品質・標準化センター)が指定されました。今後、
日本への犬、猫等の輸出(持ち込み)の際は、右機関にて抗体価検査が
可能となりましたので、以下の通りお知らせします。

1.我が国に外国から犬、猫等を輸入する(持ち込む)場合、我が国動物
検疫所で簡易な取扱い(係留期間12時間以内)を受けるためには、動物
検疫所の指示する所定の手順に従い、事前に、マイクロチップの装着、狂
犬病の予防接種を行い、狂犬病抗体価検査を受け、抗体価の数値が
基準以上に達している必要があります。(具体的な手続き、提出する書類
の様式等については、以前当館からもお知らせしましたが、最新の情報は、
動物検疫所ホームページ(http://www.maff-aqs.go.jp)に掲載されていま
すので参照下さい。)

2.狂犬病の抗体価検査は、日本の農林水産大臣の指定する検査機関
(指定検査機関)において受けなければならず、これまで、ロシアにおいては
指定検査機関が定められていませんでしたが、2007年1月25日をもって、
「全ロシア国立動物用医薬品・飼料品質・標準化センター」が指定検査
機関として定められました。

3.「全ロシア国立動物用医薬品・飼料品質・標準化センター」(以下「VG
NKI」)では、「分子診断センター」という部署が狂犬病抗体価検査を担当
しています。同センターの連絡先、同センターで狂犬病抗体価検査を受け
るための手続きの詳細については、ホームページ(露・英語)を御覧下さい。
(1)連絡先
(名称)全ロシア国立動物用医薬品・飼料品質・標準化センター(VGNKI)
「分子診断センター」
Центр молеклярной диагностики, ФГУ<ВГНКИ>
(Всероссийский государственный центр качества и стандартизации
лекарственных следств для животных и кормов)

www.pcr-lab.narod.ru

by jictravel | 2007-04-02 21:04 | ●● 旅行業界ニュース | Trackback | Comments(0)