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【UUD】【ULN】ロシア~モンゴル シベリア鉄道 1等2人部屋コンパートメント

今回は視察出張ということで仕事ですが、プライベートで列車に乗ったとしても列車内をウロウロします。ウロウロするしジロジロします。

車両を移動していると見るからに立派な車両に突入しウロウロジロジロしていると、ある一室の乗客の方、気品あるご婦人が「部屋ご覧になる?」と声を掛けてくださいましたので、お言葉に甘えておじゃまして写真を撮らせてもらいました。


「水圧は低く、温度も熱くない」とおっしゃってましたが、各部屋に洗面台があってそこにシャワーもあります。頭くらいはガーっと洗えそうです。

ハンガーで上着を掛けてしまえるクローゼット、そしてコンセントもあります。これは便利です。


「私は旅行会社に勤めていて仕事で撮影しているのです」と言うと「そうだと思った!」と、ご婦人は楽しそうに少し自慢げに部屋の説明をしてくださったのでした。


一方、私の2等4人部屋コンパートメントのメンバーですが、外国人ツーリストで埋まっています。アイルランド、イギリス、オランダ。皆バックパッカーです(私はザックではないので自称リュックサッカーです)。同車両内には外国人ツーリストが多く乗車していました。

私はウラン・ウデからウランバートルのひと晩乗車ですが、しばらく同じ部屋で過ごす仲間とは「まず挨拶」が大事です。明らかにロシア語でないメンバーの感じだったので「ハロー!」と第一声は元気に。自己紹介も簡単に。同室3名、私のヘタクソな英語をちゃんと聞いてくれひと安心です。

ウラン・ウデを出発してからロシア車両の女性車掌さんが物売りにやってきて、おみやげをロシア語で説明してくれます。バックパッカーズは皆ロシア語がわかっていないのに車掌さんは頓着せずにロシア語で話し続けます。

「列車内でしか買えないのよ」とお人形やキーホルダー、コインやマグネットを見せてくれました。私がヘタクソなロシア語でバックパッカーズにヘタクソな英語で説明していましたが、バックパッカーズにはお金が無いので(失礼!)ほとんど興味がありません。

アイルランド薬剤師MRが「絵ハガキが欲しい」と言うので車掌さんに尋ねましたが残念ながらありませんでした。リュックサッカーの私も「お金無い絵ハガキ欲しいタイプ」なので彼に親近感を覚えました。人と人との出会いというのは不思議なもので「ウマが合う」というのをお互い感じていて、彼の方も私の旅話を興味津津で聞いてくれていました。


しばらくシベリア鉄道、車窓からの景色をお楽しみください。



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by jictravel | 2015-12-22 12:09 | シベリア鉄道など列車 | Trackback | Comments(0)