人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【UUD】【ULN】ロシア~モンゴル シベリア鉄道 衣食住(2等4人部屋コンパートメント)

シベリア鉄道4人部屋コンパートメントでウラン・ウデからウランバートルへ。ロシアからモンゴルへの国境越え夜行列車です。


4番列車。「北京 - 乌兰巴托 - 莫斯科」。「ペキン - ウランバートル - モスクワ」の一部の区間「ウラン・ウデ - ウランバートル」に乗車します。

列車のチケットに自分の号車と席が書いてありますので、その号車を目指しましょう。チケットの読み方がわからない場合は近くの号車のドア前に立っている車掌さんにチケットを見せれば「あっちだ」と教えてくれるでしょう。


自分の号車に着いたら車掌さんが車両前に立っていますので、そこでパスポートも一緒に見せます。列車チケットを全て取られてしまいました(降りる少し前に控えを返してくれます)。

今回は2等車、4人部屋コンパートメントです。扉に番号が書いてあるので該当の部屋に入りましょう。どこのベッド(座席)かは読書灯近くに番号があるので確認してください。


下段であればベッド(座席)の下、上段であれば荷物置き場にスーツケースやカバンを入れられます。

 

充電用コンセントは部屋内にはなく、廊下にいくつか(3つくらい)車掌さんが車内を電気掃除機で掃除する時に使うコンセントがあります。私はそれを利用して携帯電話を放置して充電していましたが、「盗まれるのが心配でイヤ」という人は延長コードも荷物のひとつとしてご検討ください。


敷布団、枕、掛毛布のセットは自分のベッド用に一式あります。乗車して列車が発車してしばらくすると、車掌さんがシーツと枕カバーを配布してくれますので敷布団用に一枚、掛毛布用に一枚使って寝床を準備します。枕もカバーに入れます。イルクーツク~ウラン・ウデでタオルも付いていましたが、今回はありませんでした。

各車両にサモワール(写真上右)という電気ポットが設置してありますので、いつでも熱湯を無料で使うことができます。お茶、カップラーメン、カップジャガイモなど買っておいてもよいでしょう。マイカップがあると便利です。

 

食堂車もありますのでそちらで飲食も可能ですが、各列車でいろいろな営業時間になっていますのでご注意ください。

トイレも各車両にあります。垂れ流し式の場合は駅停車時とその前後は使用できません。今回の列車では国境を超える際に5時間くらいトイレが使えない時間がありました。国境越えの時間はひたすら待ち時間が長く、この時間に同室の仲間とアルコールの宴をやってしまいがちですが、ぜひともご注意ください。「国境越え ビールは呑むな トイレない」


今回の車両は中国車両でしたので洗面台についてはトイレ内にあるもののほか、洗面所があり、そこに3台くらい洗面台があるような場合もあります。

車両内は禁煙です。車両と車両の継ぎ目部分に灰皿がありましたので、そこで吸っている人がいました。継ぎ目はとても寒いです。


ウラン・ウデを出発します。


by jictravel | 2015-12-22 11:14 | シベリア鉄道など列車 | Trackback | Comments(0)