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【IKT】イルクーツク。バスターミナルと市場と中国人街とウイグル食堂。

バイカル湖からイルクーツクに戻ってきました。マルシュルートカは長距離バスターミナルの道を挟んで向かいの所に停まります。バスターミナルを見てみましょう。


チケット売り場は06:45-19:00。建物内にはキオスク、ホテル、荷物預かり所、トイレ、授乳室などがあります。リストヴャンカ行きのバスは「09:00、11:00、13:00、16:00」と書いてあります。

建物内にはパソコンが設置されており、そこのパソコンで自分で行き先などを選択してクレジットカードでバスチケットを購入することもできるようで、試しにイルクーツク~リストヴャンカを調べると113ルーブルでした。マルシュルートカより少し安い。行き先にブラーツクも載っています。時刻表の写真を載せましたのでクリックしてご覧ください。


ウラン・ウデ行きの列車の時刻まで目一杯イルクーツクを歩きます。
イルクーツクはトラム(路面電車)も走っています。


イルクーツクには中央市場(08:00-19:00,20:00)もありますので屋内、屋外の小さいお店を練り歩いてお楽しみください。市場はアジアな雰囲気で売り子さんたちが声を掛けてきます。毎回この手の市場で売り子さんに声を掛けられて思うのですが、私の見た目は明らかに旅行者。旅行者に「肉安いよっ!」とか「魚安いよっ!」とか声を掛けてきます。旅行者が巨大な生肉や巨大な生魚を買うかっ!というツッコミなのですが、、、そんな活気ある雰囲気は本当に楽しいです。


イルクーツクの再訪。10年も経つとさすがに町は変わっています。中国人街のような地域があって衣料や靴を売っています。そこにあるショッピングモールはその名も『シャンハイ - シチー(上海CITY)』。

夜出発の列車を考えるとそろそろ夕食を食べておきたいところ。いや、夕食はまだ見ぬ『130地区』と呼ばれている新市街のオシャレなレストランかカフェ―でぜひ食べてみたいと思っているのです。ここはガマンしないと、、、と歩いていると、上海シティ付近の食堂の看板に「ウイグル料理」。ウイグル料理と言えばラグマン(うどんみたいな麺料理)。あぁ、、、私はラグマンに目が無いのです。130地区までガマンガマンと思いつつ、、、結局その食堂に入ってラグマン、シャシリク、パン、チャイ(計240ルーブル。安い!)を食べてしまいました。


お客さんは中国人ばかりかな、と思っていると意外にもロシア人ばかりで若い女性2人組などたくさんお皿を並べて食べています。食べ終わってチャイを飲んでいると中から店員さんの一人が出てきて私の席に座って話し始めました。

彼はサマルカンドから出稼ぎに来ている30歳のお父さん。「サマルカンドは2回行ったことあるよ。アッサラームアレイクム!」と話し始め、私のヘタクソなロシア語に付き合ってくれました。時間に余裕はありませんでしたが、こういう出会いと時間が「旅」そのものです。そして、やっぱりこのウイグル料理食堂に導かれて入ったのには理由があったのだな、と思うのです。


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by jictravel | 2015-11-17 14:47 | ロシア〓バイカル湖付近 | Trackback | Comments(0)