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【VVO】ウラジオストク 時間ぎりぎりまで歩く。

ウラジオストクまでのフライト、成田からは2時間半ほどなのですが、町を歩くと普段あまり目にしないような建物がいくつもあり、「異国を歩いているな」と感じるのです。歩くのが好きなのです。


ロシアの文字を読めるようにしていくと、一文字一文字苦労して読んでみて、「こ、た、き、な、ば、る。コタキナバル!」などと楽しめます。意味がわからなくてもとりあえず読んでみる。「スタディオン ディナモ」。


油断していると「サッポロラーメン」などの日本語が登場したりします。異国でみつける日本語や日本料理屋さんもまた楽しめます。


ぎりぎりまで歩きまわって、


バス(運賃19ルーブル)に乗ったりして、駅前まで戻ってきました。

ちなみにバスは、バス停でバスを待ち、その間に周りの人に「鉄道駅。鉄道駅」のように単語を連呼すると「60番」と番号を教えてくれる人がいるので、親切にありがたく感謝し、そのバスが近づいてくると、「ほらあのバスだよ」と周囲の何人かが教えてくれるので「ありがとう」と言い、バスの扉が開いたら運転手さんに「鉄道駅?」と再確認し、お金を払って乗り込みます。


鉄道駅前で降りて、「あぁ、やってしまった」と思いました。レーニン像を見て「やってしまった」と思ったのです。毎回ウラジオストクに着いた時に、彼、レーニンにまず会って「おじゃまします」と挨拶していたはずなのに、今回の動き方だと、たまたま彼に会わないルートだったのです。やっと彼に会い、いや、そもそも彼が居たことすら忘れていたのですが、「すみません。ご挨拶遅れました。ウラジオストク、おじゃましました」と頭をぺこりと下げ、空港行きエクスプレスが出る駅へ向かいました。

それにしても。10年前に初めてロシア、初めてウラジオストクに来た時から、彼、レーニンは指をさし、今も指し続けているのです。町は変わりましたが彼は変わらず。そばに「スーパーマーケット」と看板ができても。




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by jictravel | 2015-09-15 12:05 | ロシア〓ウラジオストク | Trackback | Comments(0)