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【VVO】ウラジオストク フタラヤ・レーチカ駅からウラジオストク駅まで

ホテル『アクフェス西洋』からウラジオストク駅まではバスで移動するつもりでしたが、用事が終わって列車に乗る時刻にぎりぎり間に合うようなので駅に向かって歩き始めました。ホテルの受付の人が表の入口でなく、裏側から出るように言うのでそれに従って歩き始めたのですが、列車の時刻が迫っているのと私は方向音痴度数が高いのですぐに不安になり、歩いている人を捕まえて道を尋ねました。

とりあえず「こんにちは」と「ありがとう」は現地の言葉で憶えて何度も遣って憶えていくようにしましょう。ロシア語の「ズドラーストヴィチェ(こんにちは)」は憶えにくい「こんにちは」のひとつだと思います。最近の私の経験ではカンボジアの「チョムリアップスォー(こんにちは)」が手強く、何度もメモを見てくり返すようでした。通じなくてもヘコタレないでハッキリ、大きな声でメげずにくり返しましょう。まぁ、どこでも「ハロー」で良いとは思うのですが、、、現地にいて少しでも現地側に身を傾けた精神姿勢になりたい人は実践しているでしょう。

「こんにちは」と声を掛けるとたいていの人は足を止めてこちらの話を聞いてくれようとしてくれます。でも「必ず」ではないので、ここでもヘコタレずに何人もアタックしてみましょう。目的は「フタラヤ・レーチカ」駅に行くことです。あとは話せなくても「フタラヤ・レーチカ?」とハッキリ言って、指をあっち方向に指したりこっち方向に指したりして相手の答えを促しましょう。きっとロシア語でいろいろ説明してくれますが、結局わからないので雰囲気で指を指してみて、相手が「ダー(yes)」と言う方向に歩いていきましょう。そして「ありがとう」も忘れずに言いましょう。

目的が「お友達になりたい」など、ほかにもある場合には英語(他の言語)で通じるかを試みても良いかもしれません。


徒歩10分もしないうちに駅の建物が見えてきます。駅の構内には英語表記もありますが窓口で切符を買う際には英語は通じないことがほとんどです。「12:34発 ウラジオストク行きの列車」の切符を22ルーブルで買いました。時間がほんとにぎりぎりになってしまったので、窓口のおばさんが「急げ急げ」と。時刻を確認するとまだしばらくあるようなのですが、窓口からホームに行くまでが結構長い。一旦、建物の3階まで上って線路を跨ぐ橋を渡って、ホームにまた下りる。ちょっと時間がかかるのです。


橋からは海も見えました。ホームに下りてすぐに列車がやってきました。


切符に座席指定がされていないようなので、すぐに乗りこんだ車両に座っていると検察員が来て切符をチェックしています。他の人がチェックされているのを見ていると、その人は席を移動するように言われている様子。「なるほど。これは違う車両だな」とピンと来て、検察員に切符を見せる前に席を立って車両を移動しました。

乗り込んだ車両はビジネスクラス。ウラジオストク空港から乗った人が指定席の切符を買って座っている席で、スーツケースを置く場所や、ウォーターサーバーが設置してあります。私の買った切符はエコノミークラス。自由席のエコノミークラス車両に移動して車窓を眺めて20分。海の景色は気分が好くなります。


昨夜、成田からウラジオストクまで飛行機に乗って空港に降り立ちホテル『アクフェス西洋』に1泊。

やっとウラジオストクの駅に着きましたが、今乗ってきたエクスプレスのウラジオストク鉄道駅は、シベリア鉄道出発のウラジオストク鉄道駅と少し離れています。駅から出る時には切符チェックがありますのでちゃんと切符を持っておいてください。


4年ぶりの懐かしいウラジオストクの景色まであとわずかです。


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by jictravel | 2015-08-21 21:25 | ロシア〓ウラジオストク | Trackback | Comments(0)